2026.07.15 【登壇・教育】 佐賀大学理工学部「キャリアデザイン」において、立地企業によるゲスト講義を実施
2026年07月23日 17:28
2026年7月15日、テクノデータサイエンス株式会社は、佐賀大学理工学部「キャリアデザイン」において、佐賀県内の立地企業によるゲスト講義の一部を担当しました。本講義は、学生が企業で働く社会人との対話を通じて、将来の働き方やキャリアについて主体的に考えることを目的としたキャリアデザイン科目の一環として実施されたものです。
当日は、株式会社エム・テー・シー様と1コマを2社で担当する形式で実施され、それぞれの企業が実際の事業や経験をもとに、学生へキャリアや働き方についてお話ししました。
当社は、「AI時代のキャリアデザイン ~問いを育て続ける人が未来をつくる~」をテーマに、AI時代に求められる考え方や、問いを起点とした課題解決について講義とワークショップを実施しました。
当社は2026年5月、佐賀県嬉野市との立地協定を締結し、地域におけるAI・データ活用支援や人材育成、地域共創に向けた取り組みを進めています。今回の講義も、その取り組みの一環として、立地企業として次世代人材の育成に貢献する機会をいただきました。
こうした背景のもと、当社は「AI時代のキャリアデザイン ~問いを育て続ける人が未来をつくる~」をテーマに講義を行いました。
AIが急速に進化する時代だからこそ、「どんな技術を学ぶか」だけではなく、「どんな問いに向き合いたいか」がキャリアをつくるという視点から、仕事の変化やAI時代に求められる力についてお話ししました。
「困りごと」ではなく、「本当に解決したいこと」を考える
講義では、電力需要予測など実際のプロジェクトを題材に、
困りごと
なぜ?
本当の課題
という3段階で考えるミニワークを実施しました。
AIを使うことを目的にするのではなく、
「本当に解決したいことは何か」
という問いへ視点を上げることを体験してもらいました。
また、一人で考えた後にペアで対話し、もう一度考えることで、
「問いは、一人で考え、対話し、もう一度考えることで育つ」
ということを実際に体験していただきました。
講義アンケート
講義時に実施した任意アンケート(回答18名)の結果、
「一番印象に残った考え方」として
「問いが仕事をつくる」が61.1%と最も多く選ばれました。
また、
「キャリアに対する考え方は変わりましたか」
という問いには、
100%の学生が「大きく変わった」(22.2%)または「少し変わった」(77.8%)と回答しました。
さらに、
「今日のワークを通して、自分の問いはどうなりましたか」
という質問では、
約7割の学生が
「変わった」(大きく変わった:16.7%、少し変わった:55.6%)と回答し、
約2割が
「変わらなかったが深まった」(22.2%)
と回答しました。
学生が持ち帰った問い
講義の最後には、
「これから育てていきたい問い」
を自由記述で書いてもらいました。
例えば、
「情報技術を用いて人の役に立つものを作るにはどのようにしたらいいのだろう。」
「AIと人はどのように共生していけば良いのだろう。」
「AIの時代、自分の価値をどう高めていくか。」
「自分にとって、本当に理想といえる暮らしとはどのようなものだろう。」
など、技術そのものだけでなく、
社会や人生、自分自身へ問いを広げる回答が多く寄せられました。
おわりに
今回の講義を通じて、学生の皆さんが「答え」ではなく、「これから育てていきたい問い」を持ち帰ってくれたことが、最も大きな成果だったと感じています。
AI時代は、「AIを使える人」だけではなく、問いを立て、対話を通じて問いを育て続けられる人が新しい価値を生み出していく時代です。
当社は今後も、立地企業として佐賀大学をはじめとする教育機関や地域の皆さまと連携し、教育・研究・社会実装をつなぐ取り組みを通じて、AI・データ活用人材の育成と地域共創に取り組んでまいります。